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1.Australia  September 2〜12, 1998
2.Los Angeles September 20〜25, 1999
3. Atlanta, Washington.D.C., Boston September 21〜30, 2000
4. Thailand (Bangkok, Ayutthaya) July 8〜12, 2002
5. New York October 31〜November4, 2005
6. France April 3〜April 11, 2006

3.アトランタ、ワシントン、ボストン編 2000年9月21日(木))〜9月30日(土)

今回は、前半4日間はアトランタに住む Paul (ポール)の家に滞在、その後ワシントンのホテルに2泊、ボストンのB&B(朝食付きの民宿)に2泊しました。このボストンのB&B、ただものではありません。旅行記の中でしっかり情報をお伝えします。今回は10日間で3都市回り、しかもすべて乗り換えだったので、合計8回も飛行機に乗るという、後から考えたらぞっとするようなスケジュールでありました。同行者は古い友人である光子さん。アトランタは広くて見所が点在しているので、ポールに車で回ってもらえたのでとても助かりました。ワシントン、ボストンは見所が比較的一カ所に集中していて観光がしやすく、地下鉄、バスを利用しながら自分で歩き回ったので、全体がしっかり把握できました。後半のボストンの写真は夢の様にキレイなので最後までしっかりスクロールして見てください。わくわく、充実の10日間。自称「晴れ晴れ女」の光子さんが一緒なら鬼に金棒・・・の筈が・・・


ポールのお母さんと庭で
1日目、いきなり雨。彼女は、「前日まで土砂降りの雨でも当日は必ず晴れるという、晴れ女」だと豪語していたにも関わらず、初っぱなから雨。しかし到着が夕方6:00だったので、まあいいでしょう。Paul(ポール)が空港の到着ゲートまで出迎えてくれました。アトランタの空港は大変大きいのですが、オリンピックのおかげで行き先の表示が各国語でされていて日本語表示もあり、さらにダウンタウンから20分くらいの近さにあり便利です。「さてまず何をしたいか?」と聞かれ、「飲みに行きたい」とすかさず答える。"Atlins Park" というアトランタで一番古いバーへ直行(1922年〜)。アンティークでとってもすてきな所でした。と言っても私はもっぱら甘いカクテル専門。光子さんとポールはビール。そして、「ガンボ」という辛いスープの南部料理と Grilled Vegetable Platter (アスパラ、、なす、ズッキーニ、ポートベロマッシュルーム、トマトなどがはいり、スイートポテトマッシュにナツメグが加えられたものが添えられていた)を初体験。おいしかったなあ・・・左の写真はポールの家の庭で撮影。お母さんの Marie さんがあんまり若いのでビックリです。

巨大猫、ブーブーと一緒に   

巨大で愛らしい、ブーブー様
飲んで食べた後はポールの家へ。アンティークな家具がいっぱいありセンス良くまとめられた家でした。私たちはそれぞれ1部屋ずつもらいました。ポールの家のアメリカンサイズの巨大なネコ。自由気ままにシンプルライフを営んでいます。同じネコを、ポールは「ブーブー」と呼び、ポールのお母さんは「ダンケン」と呼ぶ。お母さんが聞く。「ブーブー」ってどういう意味?ポール答える。「日本語で豚!」 "Oh, that's not beautiful!"(まあ、それは美しくないわ!!)となかなか愉快な会話が交わされております。ホントにきれいな猫で写真写りもばっちり、体がでっかい割りにお手々が丸くて短くて愛らしいのです。水道の蛇口から水を飲む特技を持っている。

マーガレットミッチェルハウス
2日目。晴れ女の面目丸つぶれ。今日も終日雨。蒸し暑い。日本と気候は似てるかも。朝、お母さんから朝食兼昼食をごちそうになり12:00頃出発。「風と共に去りぬ」の作者、マーガレットミッチェルがすんでいたアパートに行く。2度火事にあい、2度復元されたそうです。彼女の住んでいた意外に小さなこのアパートの1号室にタイプライターがおかれ、かの名作を生みだした当時の様子が再現されています。「風と共に去りぬ」は私の好きな映画であり、私の母もこの小説が大好きだったとかつて話してくれました。これを見たらさぞ感動したことでしょう。さらに Atlanta History Museum (アトランタの歴史を紹介する博物館)へ。南北戦争で使われた武器や、戦争の様子を伝えるパネルなどが展示されていた。続いて、ターリースミス農場(1840年代の典型的な農場を再現したもの)と Swan House(1928年に建てられた裕福な家族の大邸宅) へ。

ターリースミス農場
夕方、"Goldfish" という、ポールの友達であるジミーさんのいるレストランヘ。ジミーはすし職人で、彼の誇る「盛り合わせコンビネーション」をいただく。まさかアメリカでこんなにおいしいお寿司にありつこうとは!!オーソドックスな握り寿司の他に、アボガドが上に乗り天ぷらがはさまった寿司が異常においしかった。その他ジミーの発明したスパイシーで激辛のお寿司もあったが、これは私にはちょっと・・・ちなみにこのお寿司確かVolcano (火山)という名前が付いていた。納得。最後は「小豆アイスと抹茶アイス」。その後すぐ隣のデパートから本屋に回り、その本屋の中にあるカフェーで"Cha" を飲んだが、これはミルク、蜂蜜、シナモンがミックスされたお茶ですごくおいしかった。もうばれてるかもしてないが私はかなり食いしん坊なのだ。こうして今日も長〜い1日が終わった。

ストーンマウンテンのアトラクション
3日目、アトランタ郊外のストーン・マウンテン・パークに行く。世界最大級の花崗岩からなる山で、多少植物は生えているが、それ以外は全くの岩山。一人10ドルでこの公園のすべてに使えるチケットが買えて、ケーブルカーで頂上に行ったり開拓時代の汽車に乗れたりする。途中汽車が止まってコメディ仕立てのアトラクションがありました。いきなり銃の撃ち合いが始まり、その爆音に一緒に電車に乗っていた家族連れの小さな女の子達二人が怖がって泣き出し、最後まで泣きやまず、ちょっとかわいそうだった。頂上では昨日とうって変わっていい天気。360度のパノラマが見渡せました。ハイキングトレイルと言うハイキングの道があり、何人もの人が汗を流しながら山登りしていました。
右の写真はストーンマウンテンの岩肌に刻まれた南部同盟の英雄のレリーフです。58m×27mもの巨大さ。この山をケーブルカーで頂上まで登りました。
   

センテニアル・オリンピック公園

アトランタオリンピックの跡地であるセンテニアル・オリンビック・パークへ。
五輪をかたどった噴水がきれい。いろいろなパーフォーマンスが見られてずっと飽きません。私が一人で来ていたらこのあたりで一日中うろつき回って過ごしていたと思う。しかしポールはわずかの日程でアトランタのすべてを見せたかったらしくて後ろ髪引かれている私にはお構いなく、次の目的地であるサイクロラマへ。サイクロラマは南北戦争の様子を描いた360度の立体パノラマ画像に囲まれた座席が、ナレーションと共に動き、実戦さながらの壮大なドラマが繰り広げられるというものであり、かなり楽しみにしていたにも関わらず、昨夜の睡眠不足がたたり、ナレーションは子守歌。どうだった?と感想を聞かれてアセ、アセ、 (^^;;) 冷や汗をかいちゃいました。いや、参った、参った・・・

キング牧師の生家
その後キング牧師の生家、メモリアルへ。中は入らず、家の前とお墓の前で写真だけ撮った。その後ジェラードを食べに "Aromi" というお店に。ポールの友達のイタリア人の店で、彼は昔、交換留学生で鳥取に住んでいたことがあり、日本語がわかります。ふざけた名前のジェラードがいっぱいあって、それはすべて彼の発明品。たとえば "Spaghetti O Gelato?" なんていうのがあるので私はホントにスパゲッティの上にジェラードをのせたものだと思いこんで「ウッソー!!」なんてリアクションをしていたら、「彼女チョト、ネムイネ」なんて言われてしまった。夜は "Outback Steakhouse" というオーストラリア料理のレストランで食事。Outback とはオーストラリアの奥地のことを言う。メニューはオーストラリアのスラング(俗語)があふれていてわけがわからないものもあった。たとえば "on the Barbie" と書いてあるのだが、Barbie といえば Barbie Doll (バービー人形)しか知らない私。何とこれはバーベキューのことだったのです。ふと思いついてとなりにすわっていたポールのお母さんに「Barbie ってなんだかご存じ?」と聞いてみたら、"Barbie Doll?(バービー人形?)" わーい、私と同じだ!!私は、"Prime Minister's Prime Rib" というのを注文しましたが、この駄洒落、解説しても面白くないので分かる人だけ分かって楽しんでください。

ワールド・オブ・コカコーラ
4日目。晴れのち小雨。朝お母さんにヨーロッパスタイルの朝食をごちそうしてもらった。その後、CNNセンターに行く。スタジオツアーチケットを買い($8)世界のニュースを24時間放送する生放送中のスタジオをガラス越しに見学。体験モデルに選ばれるために青い服を着て行くようにとガイドブックにあったので青いTシャツを着て行き、ちゃっかり体験モデルに青色を関知してその部分だけ透明になるトリックの実験です。青もいろいろですが、このTシャツくらいの明るい青が適しています。ジーンズの色は濃すぎて透明にはなりませんでした。CNNの後、Lenoxスクエアモールとその向かいにある高級ショッピングモール Phips Plaza でショッピング、教材や台所用品のお店などのぞきました。そして街角のケーキ屋さんでティーブレイク。私はチーズケーキ、光子さんはピーチパイ。実はこっちがおいしかった。温かくて酸っぱくて横にアイスクリームがのっていた。今日は早めの帰宅、近くのスーパーマーケットへ。自分でモニターを見ながらレジ精算をしてカードで自動支払いをするシステムがあって、面白かった。夜は家でチキンのソテー、フレンチサラダ、デザートにスノーエッグをごちそうに。そして庭のお花の写真で作ったカードと州花の花水木のブローチをいただき、感動しました。



自然史博物館
5日目。終日激しい横殴りの雨の中、朝8:30のフライトでワシントンD.C. へ。ホテルに着いたのは午後2時頃。飛行機もこの天候じゃ、かなり怖かった。Super Shattle Ban というバンでホテルの真ん前まで乗せてもらって$9。安くておすすめです。地下鉄を利用することを考えていたが、土砂降りの雨で超寒かったので、タクシーでスミソニアンの自然史博物館へ。最も見たかったのは1階にある恐竜の展示室。すごかったです!!他にもアフリカ象、マンモスその他、化石等々ド迫力に満足。2階には世界最大45.52カラットのブルーダイヤ「ホープ・ダイヤモンド」が。実はこの日、このダイヤを見そびれて、翌日、わざわざ戻って見に来ました。5日目は雨で寒くて早めにホテルに帰って、ホテルのレストランでマヒマヒなる魚料理とポテトスープ、シーザーサラダを食べたが、お味はもひとつでありました。


ホワイトハウス出口
6日目。朝6:30に起き、ホワイトハウスに直行。やっぱり雨。しかも寒い。本来なら朝早くから入り口に並び整理券をもらい、10:00からやっと内部ツアーができると言うことになっているが、ポールにセネターパスというのを手に入れてもらったので着くと同時に中に入れてもらえた。これで大いに時間が短縮になり助かりました。その特別チケットにはクリントン大統領とヒラリー夫人のサインがしっかりありました。1階部分の豪華な5つの部屋を見ることができました。また各大統領の時代に使われた美しく豪華な食器のセットの展示もありすばらしかったです。最も大きなイーストルームは各種の行事や記者会見に使われるということで、今度テレビで見るときはますます興味深く見ることができそうです。なお廷内での写真撮影は禁止されていて残念でした。写真の傘はホテルから借りたもの。「大きい傘だねえ!!」と、写真を見た人はみなビックリ。

月の石(航空宇宙博物館)
この日は16ドルで何処でも自由に乗り降りできるツアーモービルというバスの一日券を買ってスミソニアン協会の博物館、美術館その他を回りました。このバス、2両編成であるが、窓が閉まらなかったり、窓がビニールのシートになっていたりして、雨がびしびし入ってくるのには全くたまったものじゃございません!!ホワイトハウスの次は、ナショナルギャラリーへ。膨大な絵画のコレクションがあるので本来なら一日かけてゆっくり見たい美術館です。そして航空宇宙博物館へ世界でも数少ない触ることのできる月の石があると言うので、期待して行ったのに、何処にも見あたらず、やっと探し当てた在処は、何と一階入り口真正面。なぜすぐに気が付かなかったかと言うと、この写真を見ても分かるように小さい!!底辺2センチ高さ3センチくらいの二等辺三角形の黒い石がプレート状に。大きな岩でクッションの上にうやうやしくのっているのを想像していたので思わずずっこけ、二人で大笑い。夜はケネディ芸術センターへ。毎夜無料の催し物があり、この日は黒人女性歌手のコンサート。歌はすばらしくて、ホールも豪華だった。トークも楽しかった。この日は "McCormick and Schmick" というシーフードレストランでディナーを。ホタテのぐつぐつ煮たのとヒラメの料理とシーザーサラダを食べたが大ヒットのおいしさ。デザートも満足。
7日目。天気予報は快晴。やっと待望のピッカピカの晴れ!!しかし飛行機の乗り換えに明け暮れなくてはならないのが、全くいまいましい!!乗り換え便が突然キャンセルされて、ボストン到着は1時間遅れて午後3:00に。しかし私たちはめげません!!朝は夜明けが遅く7:00頃でも真っ暗。夜は逆に7:00頃でもまだ昼間の様に明るいので一日まだまだ活躍できる。下の写真はボストン、ケンブリッジのB&B(Bed & Breakfast)です。朝食付きの民宿ですが、日本の民宿とは全然違います。The Mary Prentiss Inn というこのB&Bは1843年にMary Prentiss と言う女性が花嫁としてここに住むようになったのだそうです。歴史上重要な場所として Massachusetts Historical Commission Preservation Award とThe City of Cambridge Preservation Merit という賞も受けているのです。宿にたどり着くとお茶の用意がされていて、好きな紅茶やコーヒーにパウンドケーキ、クッキー、フルーツを好きなだけ選んでテラスや暖炉の前でくつろぐことができます。私たちのお部屋もアンティークでとってもすてき。私はこのB&Bに泊まるのをとても楽しみにしていたのだけど、期待通りのすばらしい場所で、思わず近くでお茶を飲んでいた年配のヨーロッパ人風のご夫婦に、"Isn't this lovely?"(とってもすてきじゃない?)と声をかけたら、"Yes, it is, isn't it, isn't it?"(ホントにすてき、ホントに!!)との返事。私たちのお部屋は入り口からすぐ右に入った部屋でテレビの収まったアンティークなタンスにかわいいシャンデリア、絵が2枚飾ってあった。ダイニングのイスには白猫が。ブーブー様のボストン版。これまたアメリカンサイズのビッグな猫。
B&Bのテラスで午後の紅茶 B&Bのダイニング          B&Bテラス          正面入り口

ハーバード大学キャンパス
ケンブリッジと言えばハーバード大学。すでに夕暮れ時で長ーい影法師が。キャンパスは大変広くて建物が美しく芝生の上をリスがちょろちょろ横切っていく。ケンブリッジの街を買い物したりウインドウショッピングしたりしました。学生の街のせいか物価は安めのようです。レストランの数も半端じゃない。かわいくアンティークな家やお店が建ち並び、光子さんも私も大感激、大はしゃぎ。朝から飛行機の乗り換えやら寝不足やらでぐったりだったのが、急に疲れが吹っ飛び元気になってしまった。はしゃぎまくりの二人。(昼間はあまりの疲労に飛行機の待ち時間に恥も外聞もなく15分も飛行場のイスに横たわって寝てしまった。)夜はケンブリッジのレストランでこの辺の名物らしいクラムチャウダーとほーれん草サラダとチップスをサルサソースで食べたが、特にチャウダーが抜群においしかった。
超ビッグなロブスター 8日目。ジャーン!!この巨大ななロブスターが目に入らぬか!!ふてぶてしくふんぞり返ったロブスター。それをぺろりと平らげた私たちはもっとふてぶてしいという噂も・・・もう満足、満足。ここは" The Union Oyster House" といって1826年から営業しているボストンで最も古い由緒あるレストランで、水槽の中に生きたカキ、ロブスターなどがいて、カウンターではお客さんが生カキのからを割って食べているのが見られました。実はこのレストラン、どのガイドブックにも載っていて非常に有名なレストランだと後でわかったのですが、私たちはその日たまたま見つけて入ったのです。ラッキー!!内装もとてもすてきでサービスも満点、おまけに料金も手頃。何と28ドル。勿論パンも付いて、一人ではとても食べきれないので二人で分けるから一人たったの14ドル。ファニュエル・ホール・マーケット・プレイスからすぐそば。詳細は上の名前を即クリックして!!
さて、順序は前後してしまいましたが、8日目も昨日に引き続き朝からぴっかぴかの快晴。B&Bの朝食をとっても楽しみにしていた私たち。前日のうちにフレンチトーストかコンチネンタルブレックファストのいずれかを選び、時間も選べます。私たちはフレンチトーストを選びました。シナモンシュガーがかかっていて、シロップ付き。かりかりベーコンと果物が添えられていて、紅茶は好きなものを選べます。私はアールグレイをいただきました。今日は1日中地下鉄、バスなど何処でも乗り降りできるビジターパス($5)を使って移動。私たちの宿はケンブリッジにあるのですが、ボストンダウンタウンには地下鉄で30分程度。駅からも近くで便利です。今日の予定はびっしり。まず、ボストンダウンタウンのボストン・コモンへ。アメリカ最古の公園で、観光のスタートポイントです。ここから "Freedom Trail" という赤い線が引いてあって、その線に沿って歩けば主だった観光ポイントを網羅できます。こんな風に観光スポットが一カ所にまとまって観光のしやすい場所も珍しい。と言ってもどうやら5キロほどあるらしく、しかも歩いていったらまた歩いて戻らなくてはならず、歩きまくり。1年分の運動をしたぞという感じ。近代的な建物と同時に古い歴史的な建造物が点在し、タイムスリップしたかのよう。おとぎの国の様な美しさにひたすら「すてき、すてき」の連発。何処をとっても絵になる風景。時間に余裕があれば、もっとゆっくりひとつひとつの建物の中にも入って来たかった。今度行く機会があればあのB&Bに1週間ほど滞在し、あのレストランで毎日食事三昧をし、ゆっくり回って歩きたいのものです。山の様な写真を撮ってきたのでこれはほんの一部です。
オールド・サウス・集会所
(多分)
オールド・ノース・チャーチ 名前を忘れた教会 とある小さなお店

ボストン美術館
巨大ロブスターの昼食を終えた後、地下鉄を乗り換えてボストン美術館へ。ここに至るまでにぼろ雑巾の様にすっかり疲れ切っていた二人。しかしとりあえず絶対見る!と決めていた印象派、日本画は見た。歌麿、北斎、広重のコレクションを見、ミレー、モネ、マネ、ゴーギャン、ルノアール、セザンヌなどほとんど駆け足状態で見る。エジプト館をじっくり見たかったのだが、時間の関係で途中で閉め出されてあまり見られなかったのが残念。それからまた地下鉄で2駅戻り、世界屈指のオーケストラ、ボストン交響楽団へ。まずは同じ並びにある中華料理のカフェテリア風の所に入って"Sea food with Vegetables" を食べたが、たった6ドル25セントでものすごくおいしかった。中華料理は何処で食べてもおいしいみたい。量が多いので例によって二人で半分こ。しかし、ここに至るまで毎日、朝早くから夜遅くまで活動し、夜宿に着いてからは翌日の予定を決める「ミーティング」。疲労こんぱいの日々。しかしいよいよ最後のクライマックスへ!!

ボストン交響楽団そば
いざ小沢シンフォニーへ。最高にラッキーなことに、この日は小沢征爾の指揮によるコンサート今季初日でありました。1ヶ月程前にインターネットで調べてチケットを予約。こんなことができるなんて、インターネット様々です。音楽に関して言えば、猫に小判の状態の私なので、2階バルコニー席、つまり一番安い席を予約したのですが、それにしても25ドル。こんな値段で天下の小沢氏の演奏が聴けるなんて!!初日公演、しかも100周年記念ということで、シャンペンが振る舞われた。クラシックの殿堂シンフォニーホールはさすがに超一流。舞台は額縁のよう、壁も天井も彫刻が施され何処をとってもため息、ため息。小沢氏のすばらしい指揮を見て感動(私の場合エネルギッシュな彼の指揮を”見て”感動)。演奏後はスタンディングオベージョン。いつまでも拍手がなりやみませんでした。感動を胸に長い、長い一日がようやく幕。長い旅行もいよいよ幕。次の日は朝4:30起き。朝早すぎて、楽しみにしていたコンチネンタル・ブレックファストを食べ損ねたのが唯一の心残り。今回の旅行、パックツアーでもここまでやるかというほど思いっきり詰め込んだため、10日間が1ヶ月以上にも感じられました。行くべきところがあまりに多かった。毎日わくわくだったけど、こんなにお疲れの旅も初めて。それにしてもB&Bは感動ものだった。B&Bと言えばやっぱりイギリス。というわけで次回の目標はイギリスかな。早くも夢は来年に・・・というわけでこの長〜い旅行記もようやくこれにておしまいです。またね!!
Many thanks to Paul and Marie Talley!! I'll never forget your kindness and hospitality.
 (Paul と Marie 本当に本当にありがとう!!)